【やさしい日本語×多文化共生×地域活性化】 川越ツアー ~川越氷川・まつり会館・おせんべい焼き~

 先日、日本語を学ぶ皆さんと埼玉県川越市の満喫できる一日ツアーを実施しました。このツアーは、生きた日本語を学び、ツアーを通して日本文化を体験してもらうことを目的にしています。また、今増えている外国人材が、私生活も充実した生活を送るためのヒントを得ることも目的としています。”ことのば”は新たに、【やさしい日本語×多文化共生×地域活性化】をテーマに活動をしています。

ツアーの目的

  • 実践的な日本語学習: 生きた日本語に触れ、教室で学んだ言葉を実際に使うこと。また、新しい日本語に出会うこと。
  • 日本文化体験: 歴史的な神社や美しい公園を訪れ、日本の文化や自然に触れる。
  • 交流: 友人や他国出身者との交流を深め、日本での生活をより豊かにする。

ツアーのルート

  • 川越駅からスタート。
    • 川越駅は東京駅から約1時間、大宮駅から約23分で行くことができます。
  • 川越氷川神社:川越駅から路線バスで向かいます。バスの乗り方も勉強です。参加者の皆さんは、神社入り口の大鳥居に圧倒されていました。本当に大きい鳥居でした。
    • 神社参拝の文化について学びました。手水の仕方やお賽銭二拝二拍手一拝など、一通りの作法を体験しました。
    • おみくじに記載されている日本語はとても難しいので、簡単に教えてあげると良いと思います。
日本の神社でのお祈りの仕方を体験
川越氷川神社で人気の”たいみくじ”に挑戦しました。
  • おせんべい焼き体験 : 川越氷川神社から歩いて、おせんべい焼き体験ができる十人十色へ向かいました。

十人十色でおせんべい焼き体験

菓子屋横町にある十人十色。3枚のおせんべい焼きを自分で焼くことが出来ます。焼きあがったお煎餅によって「見習い」から「超人」まで評価を付け、袋に入れて持ってかえることができます。
10:00~17:00
不定休 

川越まつり会館にてまつり体験

川越まつりをいつ訪れても体感できる施設です。館内には本物の山車2台を展示しております。参加者の母国ミャンマーの祭りと似ていたようで、とても興味深く見学していました。また、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、タイ語の多言語音声ガイドの貸し出しもあります。

住所:川越市元町2丁目1番地10
開館時間:
午前9:30~午後6:30 入館は午後6:00まで(4~9月)
午前9:30~午後5:30 入館は午後5:00まで(10~3月)
休み:第2、第4水曜日(祝日の場合、その翌日)

  • 川越街歩き: その後は自由に川越の街を歩きました。好きなスイーツを食べたり、好きな場所で写真撮影をしながら過ごしました。川越はサツマイモが有名です。サツマイモに関するスイーツが多く売られていました。
  • 帰路: 最後に、再びバスに乗って川越駅に戻りました。川越の有名なレストランはかなりの混雑が予想されるので、予約の上訪問することをお勧め致します。参加される国によっては宗教上食べられない食材もありますので、事前に参加者に確認してからレストランを選ぶようにしましょう。私たちが訪れたのは平日でしたが、それでもかなりの人手がありました。

ツアーの成果

ツアー後、参加者の皆さんにアンケートを実施したところ、全員が「ツアーに満足した」と回答し、「新しい日本語を覚えた」という声を聞くことができました。

ツアー満足度

5.0

5段階評価で満足度を聞いたところ、全員より5の高評価をもらうことができました。

新しく日本語を覚えた人の割合

100%

全員が1っ以上の新しい日本語の単語を覚えることができました。

覚えた単語の一例

神様

健康で元気でいてください

おみくじ

ちょうちん

普段の教科書では登場しない単語を覚えることができました。

参加者の感想

美味しいものを食べたり、神社を見たり、お祭りを見たりしてとても幸せでした。
ミャンマー出身
神社はおもしろいです。古いです。おいのりもおもしろいです。
ミャンマー出身

ツアーの感想と今後について

 初めての川越ツアーとなりましたが、高い満足を得ることができ無事に遂行するができました。特に川越まつり会館は参加者が一番興味を持った施設となり、日本文化を楽しんでもらうことができました。サツマイモスイーツやおせんべいも味わい、充実した一日とすることができました。全員が日本語の新しい単語を覚えることができ、学習面での成果も出すことができました。

”ことのば”の役割

 ”ことのば”では、日本で働く外国人材の支援を行っていますが、就労中の支援だけでは多文化共生社会の実現は難しいと考えています。実際、日本在住の外国人へのアンケートを見ると、「日本語の学習機会が欲しい」「日本人との交流ができない」「同じ母国でのコミュニティが知りたい」という声があります(出典:出入国在留管理庁)。技能実習という在留資格では一年間で一万人近い労働者が失踪している事実もあります。

 これからも外国人向けのイベントを通して、外国人材が日本で安心して快適に生活できるような社会を作って参ります。また、地域活性化を意識して、社会全体が盛り上がるイベントにして参ります。

 このブログを通して、外国人材との共生社会の実現に向けた取り組みに関心を持っていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

cotonoba.asahina